「うまくいっている人の考え方」を読んで自尊心を高めよう

「うまくいっている人の考え方」を読んだので紹介させていただきます。この本では自尊心の重要性が書かれています。自尊心とは自分のことを好きになって、素晴らしい人生を送ることができると信じる気持ちのことです。最近自尊心がなく、自分はダメな人間でみんなよりも劣っていて、欠陥だらけだと思い込んでいる人が多くいます。しかしそのような人間には仕事も運も出会いも巡ってきません。自尊心が低い人間はネガティブな考えを払拭して、積極的な行動をとることができなくなるからです。

この本を読めば自尊心を高め、自分の可能性を信じ、行動できるでしょう。

うまくいっている人の考え方完全版 (ジェリー・ミンチントン) （ディスカヴァー携書） [ ジェリー・ミンチントン ]

価格:1,100円
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感想(8件)

自分を許す

あなたはミスをしたときに自分を許すことができていますか。

ミスをした時に自分の価値が0になったと思い込んでひどく自分を責める人がいます。例えば受験や就活で失敗したときなんか、自分はなんて馬鹿なんだとか、生きている価値がないと自分自身を非難しているのです。しかしどんな失敗を経験しようとあなた自身の価値は全く変わっていません。そもそも人生何度も壁にぶち当たるもので、その度に悩んでいてはキリがないのです。ミスしたのに脳天気でいろというわけではなく、反省するけど悩むなということです。ミスしたら知恵や経験を得られたとポジティブに考えましょう。

自分で考えて、自分で決める

自分で考えて決めることが苦手な人は、「責任」を取りたくないと考えています。責任を取りたくないから人に責任を押し付けているのです。またいつも人に決めてもらっている人は自分で決断できなくなり、主体性を失ってしまいます。自分の舵は自分で決めるべきです。

感謝や褒め言葉をすぐ口にする

人は賞賛されたい生き物です。褒めることは誰でも相手を幸せにできるお金のかからない最高の方法です。とにかくポジティブな言葉が浮かんだらそのまま口に出すことが大切で、フィルターをかけずにそのまま口に出してみましょう。

したいことをして、したくないことを断る

毎日自分のしたくない仕事をしていて、自分が大好きですとはなりません。全てを断ることは難しくても、どうしてもしたくない仕事は断りましょう。やりたくないことを減らしたら、自分のための時間を増やしましょう。その時間があなたの満足感を満たしてくれます。

自分の健康と気分に責任を持つ

自分の心は自分でコントロールできることを知らない人が多いです。例えば赤ちゃんの泣き声に冷静な人もいれば、ブチ切れる人もいます。つまり同じことが起こっていてもそれに対する反応は人によって異なるのです。「相手の機嫌が悪いのは相手の責任」であり、自分が機嫌をとる必要はありません。いちいち相手の機嫌を窺っていては鬱状態になります。健康も自己責任です。タバコを吸うのも、お菓子を食べるのも、お酒を飲むのも個人の自由です。医者も多くの患者を抱えており、たくさんの時間をかけてくれるわけではなく、薬と「お大事に」という言葉をもらえるだけです。体調が悪いのも自己責任ということになります。

他人に期待しない

人は傲慢であり、「普通こうするだろ」という具合に、他人が自分の望む行動をとるものだと勝手に思い込んでいます。そして多くの場合その期待は裏切られてガッカリすることになります。期待は自分にしか、してはいけません。他人の期待には応えなくていいですが、自分の期待には応えましょう。

一部の人に嫌われても気にしない

私たちの悪癖に全員から好かれたいと考えてしまうことがあります。一部の人に嫌われても自分を変える必要はありません。全ての人にハマることはできないんだと思って自分を貫くことが大切です。

今の自分に自信を持つ

もっと筋肉があって、お金が稼げて、顔が良かったら、と今の自分を卑下するのはいけません。それは今の自分に自信がないということです。理想の自分になれなかったら、一生自信を持つ日が来ないかもしれませんし、そもそも行動を起こすことができなくなります。

向上心は大切ですが、「今の自分はダメだから頑張る」という動機だと自分を傷つけているだけです。そのうち努力そのものが辛くなります。「今も進歩し続けている自分が現時点でのベスト」だと考え、自分に自信を持ちましょう。

完璧を求めない

何かで完璧な100点を目指そうとすると膨大な時間とエネルギーが必要になります。特に誰かと一緒に何かをしているとき、完璧主義の人は他人に完璧を求めてしまいます。結果として誰もついてこなくなります。仮にヘトヘトになりながら自分が100点だと思っている完璧なものを作ったとしても相手からしたら60点くらいの場合が多いです。例えばスマホのカメラの性能が上がって喜ぶ人もいれば、どうでもいい人もいるし、コーヒーの味をあげてもわかる人もいればわからない人もいます。「完璧を目指すより終わらせろ」という言葉があるように、やりながら地道にアップデートしていくことが大切です。